棟取直し工事


工事前状況

状況:経年劣化や地震の影響で棟が一部崩れている状態でした。また緊結銅線やプラスチック面戸等にも劣化が見られました。

 

ご提案:耐震耐風に優れたガイドライン工法に準じた棟の取直し工事。

軽量南蛮漆喰を使用した棟の軽量化。

 


解体状況

棟の部材を清掃しながら解体をします。

瓦は再利用しますので丁寧に解体していきます。


補強金具取付工事

耐震を考慮し、補強金具を取り付け芯材を固定します。瓦のズレを防ぐためにステンレス釘にて固定も行います。


棟積工事

瓦一枚一枚を銅線にて緊結し、芯材に止めつけて行きます。棟の内部まで南蛮漆喰で仕上げるので、今後の漆喰の剥離などの心配も軽減する事ができます。


工事完了状況

一番上の丸瓦をステンレスパッキンビスで止めつけ、清掃を行い工事完了です。

 

耐震耐風を考慮し、

「瓦屋根設計施工ガイドライン」に準じ、施工させて頂きました。